【10/28(土)】

  昨夜ホテルに帰り、さあシャワーを浴びようとバスルームに入ったら、私のシャンプー&リンス、タオル、歯ブラシセットが見当たりません。
  ゲストの物を触るなんて!と怒ったままフロントに文句を言いに行きたいものの、悲しいかな、語学のできない私の頭の中を英語がぐるぐる。
  じっくり考えてからフロントへ。一語ずつゆっくり喋って訴えたので、まるで私の怒りの感情を伝えられず悔しい〜。
  ともかく状況だけは伝わったのですが、答えは「夜は担当がいなくて何が起こったのか不明だから、明日の朝、聞け」とのこと。フン!

  今朝再度訴えると、「担当があと20分で出勤するから待て」とのこと。30分待っても担当者は出勤せず、待ち合わせのJaneも来てくれたので
  担当者に事情を聞いて、内容をメモで残しておくように頼んで私達は出発。


  今日のお目当ては、クリニャンクールのみの市。
  人混みでのスリに要注意とのことなので、緊張していましたが、午前中のせいか人もまばら。
  約3万uの敷地のどこにお店があるのか検討もつきませんでしたが、Janeが聞いてくれたお陰でスムーズに見つかりました。
  今までの問屋や小売店には、現代ビーズが多かったのですが、のみの市は明らかにヴィンテージ品。
  市内のショップより高価ですが、一箱ずつ物色。途中関係ないメガネフレームや傘などにも気をとられつつ、
  カップに色々なビーズを詰めていきます。1カップ16ユーロなので、どれだけ効率よく詰めるかが勝負かも。
  私は、隙間に小粒ビーズを埋めようかとせこく悩んでいたら、おじさんにカップを取られて会計されちゃったけど・・・(笑)

  のみの市には、家具や雑貨など、素敵なお店がいっぱい!! どこも高価な商品らしいけど、一日中見歩いたら楽しいだろうなぁと
  思いつつ、今回は素通り。ビーズショップだけをのぞいて、次の場所へ移動です。


  ホテル近くへ戻り、適当なお店でランチ。
  テイクアウトメニューとしてカイ゛ドブックにも紹介されていた「レバノン風サンド シャワルマ」のような、牛肉の削ぎ切りと野菜をピタパンに挟んだ
  サンドイッチを注文。大量にポテトも付いてきました。コーラはいつもレトロな細いビンで出てきます。
  このお肉が美味しくて、この量にも関わらず食べ尽くしました。ポテトも美味しいし、ケチャップとマヨネーズも甘めで美味しかった。

  そして、昨日閉店していたバッグ屋さんへ再度訪問。
  実は昨日、お店に貼り紙をしに来た人に聞いたところ「店員が病気で休むので店も休み」だったので(驚)、今日は治ったかな?と覗くことに。
  店員さんも回復したようで、開いてました(笑)
  バッグは残念ながらコレ!というものを今回は見つけられなかったのですが、とってもキュートなデザインの数々。
  日本にも路面店があることがわかったので、今度行ってみます。

 
  夕方は、初日にじっくり見れなかったお店を再訪し、最後のビーズ購入。
  土曜日なので開いているお店は限られており、明日の日曜はどこもお休みです。
  しかし、どこのお店でもスタッフは根気良く数を数えてくれましたが、合っているのかは定かではありません。
  代金も手計算だったりするのでちょっと不安ですが、大量なだけにこちらもチェックする気にもなれずお任せ。
  デタックス処理の経験もないらしく、システムも理解していないので、旅行者であるこちらが色々説明しなくてはならない状態。
  何せ書類を作ってくれても、払い戻しはまた店を再訪した時に現金で渡すなどと言い出す始末。一体何年後に受け取れと言うの〜っ?!
  などと偉そうに言ってる私も、こんな複雑な話を説明もできないし、相手は仏語しか話さないので、実際の交渉は全てJaneでしたが。
  彼女がいなければ、何もできない旅でした。本当に感謝です。
  写真は、レストランへ向かう途中で見かけた、サン・ジェルマン・デ・プレ教会と、カフェ・ドゥ・フロール。
 

  怒涛の仕入れが終わり、今夜はT氏も一緒にディナー@「Les Fables de la Fontaine」
  魚貝の美味しいレストランとのことで、メニューにお肉はなし。
  私のメインは鱸でしたが、写真はT氏の前菜手長海老と、Janeのメインの白身魚です。
  皮に振られた塩がちょっと多めでしたが、塩自体に甘味があって、とても美味しかったです。
  外国の料理は味が濃いというイメージがあり、フレンチならなおさら重いのかと思っていたけれと゛、
  どのお店も軽い味付けで驚くほどの量もなく、とっても美味でした。
  あまり太っている人を見かけないだけあり、大食漢ではないようです。
  適当に入ったランチも美味しいし、フランスって食べ物が美味しいなぁ。もちろんパンもケーキも美味しいし。
  これでワインが飲めたら、もっと楽しいんだろうけど。仏食、最高〜!!  

  T氏の運転で、エッフェル塔、凱旋門、オペラ座を回ってホテルまで送って頂きました。

  ホテルに着くと、フロントは朝の件を知らんふり。
  事情がわかったのか問いただすと、「チェックアウトしたと思って全部捨てたので、歯ブラシは買っておいた」
  という説明のみで、謝罪なし。
  シャンプー&リンスとタオルも返してよと思いつつ、「メルシー」と言ってしまう自分が情けない(弱)。
  今夜はパッキングして、明日はチェックアウトです。 

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