18:25 大分空港発 ANA198便 → 19:50 羽田空港着

別府市の天然記念物。地上50mまで吹き上がる間欠泉の噴出周期の短さは世界有数とのことですが、
丁度噴出後に着いたので、待ち時間約25分
。穴からだんだん湯気が出始めボコボコしてきたら、シューッ!! 約5分間続きました。

【9】 龍巻地獄

日本最古の天然地獄。酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ粘土を噴出した湯は、本当に血のように真っ赤。
産出する赤い粘土で作られた、皮膚病に効く「血の池軟膏」が売られていました。

【8】 血の池地獄

1日に900tという涌出量から市営温泉の供給源になっているそうで、吸入すると気管支炎など喉炎に効くとのこと。
口を大きく開けて、筒から吹き出す蒸気
(写真)を吸い込みます。
お湯を飲めば、消化器病や便秘に効くそう。
温泉熱を利用したバナナの温室も併設され、バナナジュースでちょっと休憩。

【7】 金龍地獄

噴出時は無色透明な湯が、温度と圧力の低下で青白く変色する地獄。
「熱帯魚館」があり、温泉熱を利用して「ピラニア」や「ピラルク」を飼育しています。
「アロワナ」などいろいろ見学。

【6】 白池地獄

大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始め、現在100頭のワニを飼育しているそうです。
ロコダイルの1代目「イチローくん(剥製)」の巨体にはビックリ!
噴気の中、お昼寝中のワニがうじゃうじゃ。恐る恐る、檻の間にレンズを入れて撮影。

【5】 鬼山地獄

しゃもじを手にした赤鬼がお出迎え。
1〜6丁目まで色々な温泉があり、5丁目は、その日の天候などによって青や緑に色が変わるという泉水。
今日は海地獄に近いブルーでした。
ここの美味しいものは、温泉ピータンやチクワ、天ぷら。

【4】 かまど地獄

切り立った岩山の各所から90℃の温泉の墳気がもくもくと上がっています。
その先はちょっとした動物園。カバ、サル、ラマ、アフリカゾウ、フラミンゴ、クジャク、コンドルなどが飼育されています。
カバの巨体はすさまじく、近寄ると大口を開けて餌を要求。ラマは、唾をはきかけることがあるという看板があったので通り過ぎ、
フラミンゴが片足を出し入れするまでじーっと見学(笑)。コンドルはぐったりと座っていました。
私は動物が苦手なのですが、P太はここが楽しかったようです。

【3】 山地獄

粘土質の熱泥が大小の球状に沸騰する様子が坊主頭に似ていることが、名前の由来とか。
ボコッボコッと涌き出る瞬間を狙ってパチリ。
背もたれ付きのイスに座りながら、しばしのんびりできる足湯コーナーあり(足湯は透明な温泉湯です)。

【2】 鬼石坊主地獄












































































【 4日目 】 12月16日(木) 晴れ

11:00 「大分センチュリーホテル」 チェックOUT













朝食は、昨夜買っておいた菓子パンをホテルの部屋で。
昼食には、別府港の海の幸を味わおうと、大分から車で30分の
別府駅周辺にやってきました。適当に商店街を歩いてみるものの、どこもお休み。改めてガイドブックを確認してみると、駅周辺のお店は全て夕方からの営業(?)。やっと見付けたホテル内の料理屋「とよ常」
頂くことにしました。
関サバは地元でも仕入れが難しいらしいので、関アジを注文。
生け簀からあげた1匹をお刺身にして頂き、ご飯&味噌汁で。お皿の上でピクつく魚に
脅えつつ(笑)、こりこりとした食感を楽しみました。
関アジは夏〜秋に脂がのるようで、今回はさっぱり味。

18:25発の飛行機まで、今日は「地獄めぐり」。共通鑑賞券を購入して、9つの地獄を順に回りました。

【1】 海地獄























12:00 昼食 「とよ常」 @別府

〜16:00 別府 地獄めぐり

1〜7までは徒歩でめぐり、8までは車で移動。再び8、9を徒歩でまわって「地獄めぐり」が終了しました。
実は最初ちょっと馬鹿にしていたのですが、巡ってみると結構楽しい♪ よく歩いて足が痛い〜。
そろそろ空港に向かいます。

別府から大分空港へは車で約1.5時間。途中ファミレスに寄り、早めの夕食。(このファミレスがまた安くて、ハンバーグセットでも700円台!)
空港前の営業所へレンタカーを返却し、飛行機に搭乗。無事3泊4日の旅を終えて、帰ってきました。

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【あとがき】
夢のような由布院→庶民的な黒川温泉→ビジネスホテルと、だんだん現実に引き戻された宿泊(笑・逆周りが良かったも)でしたが、黒川の温泉巡りも楽しく、
別府では修学旅行気分が味わえました。やっぱり一番良かったのは、由布院。
貸し切り温泉と美味しいお料理だけの贅沢な旅館ライフを、今度はもっと長く楽しんでみたいです。

1200年前に鶴見岳の爆発によってできたそう。美しいコバルトブルーの湯は、摂氏98℃、
源泉までの深さ200m。かごに入れて温泉卵が温められていました。
この温泉水で蒸し焼きにした「地獄蒸し焼きプリン」を食べて、最初から休憩(笑)。
温室には直径2mまで育つオオオニバスがありましたが、今はまだ60pくらいでした。