18:30 夕食 @食事処「馳走庵」


















〜18:00 竹林風呂、大露天風呂へ
























16:30 宿 「二本の葦束」 チェックIN




































【 1日目 】 12月13日(月) 晴れ

8:30 羽田空港発 ANA191便 → 10:10 大分空港着 → レンタカーにて由布院へ

12:30 昼食 @由布院 「蕎麦MURATA不生庵」

〜16:00 周辺散策 & 「ギャラリー無量塔 鄭東珠作品室」

















24:00 内湯入浴後、就寝

夕食の時間まで、早速お風呂へ。
ここの魅力の一つは、全て貸し切りの8種のお風呂。
先客がいないことを確認し、看板を引っ繰り返して入浴します。
大露天風呂「月宿る湯」は30人入れる広さなのに、貸し切りという
贅沢さ。夕暮れの中、ゆっく入浴できました。



「竹林風呂」は文字通り、竹林に囲まれた静寂の中、
お湯の流れる音だけが響く、小さな露天風呂。
極楽〜♪

まずはお昼ごはん。
由布院の町の外れにある山荘「無量塔」が経営している、
「蕎麦MURATA不生庵」へ(車で1.5時間)
店内はジャズが流れる清潔でおしゃれな造りですが、デッキテラスの座敷から見る風景は
青空に突き出た一本杉に煙突からの煙が棚引き、眼下には由布院を一望できます。
そばがきを頂いた後、私はざる蕎麦、P太は3日間煮込んで作られている黒豚蕎麦を注文しました。
ざるそばはきーんと冷えてシャキッとした歯応え。黒豚蕎麦はだし汁にトロトロの豚肉と白髪ねぎ、
薬味の黒胡椒がピリッと効いて、どちらも最高でした。

先日オープンしたばかりの羽田空港第2ターミナルに到着。
駅から出発ロビーへと上るエスカレーターの上は吹き抜けで明るく、チューブ型のエレベーターが天辺まで続いています。
広いロビーで手続きを済ませ、搭乗ゲートからシャトルバス(かなり乗る)で飛行機まで。
1時間40分で、
大分空港に到着しました。いいお天気〜♪
予約しておいたレンタカーに乗り込み、由布院へ出発です!

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由布院の宿御三家である山荘「無量塔」まで散歩。雑木林の道を上ると、新潟から移築した築100年の
古民家の藁葺き屋根が現れ、障子に堂々とした筆文字で「山荘 無量塔」と書かれた入り口が見えます。
宿泊者ではない私達は、隣に建つ
セレクトショップ「蔵拙」へ。グレゴリオ聖歌の流れる店内には、
旅館で使われているセンスの良い器やアメニティグッズが売られていました。
敷地内には、他にも
「ショコラティエZO:」「空想の森 artegio」などが点在していますが、
私が楽しみにしていたのは 
「ギャラリー無量塔 鄭東珠作品室」。大分在住の書家、鄭東珠さんの
作品を展示販売しているギャラリーです。
扉を開けると、迫力の「天地」「風」「無」の大作。書というより、ダイナミックな画。墨にコバルトブルーを
混ぜ、稲穂の筆で一気に書き上げるため、体調によって筆勢や字体が変わるそう。
丁度お客さんが私達だけだったせいか、鄭さんが親切に作品の説明をして下さいました(とっても気さくな
オジサマ・笑)。
厚いムクの額も鄭さんがこだわって特注したものだそうで、漢字に込めた思いなど、お話を伺うと、初めとは
書の印象も変わります。
「淡々と生きる、風のように生きる」のメッセージを受け取り、旅の想い出&今年のクリスマスプレゼントと
して、写真の2作品を購入しました。

宿泊は、由布院の中心地から少し離れたところに位置する「二本の葦束」
駐車場でたくさんのスタッフに迎えられ、アジアンモダンなフロントにてチェックイン。4000坪の敷地に趣の異なる離れが9棟点在しています。私達の泊まったお部屋は
「心斉坐忘」。おばあちゃんのお家に来たような昭和レトロなインテリア。
こたつに英国アンティークのチェストやソファなどが妙に落ち着きます。ドレッサーに備え付けられた化粧品も、資生堂のドルックス。懐かしい〜。

フロント以外のスタッフは珍しく若い男性ばかり。
お部屋やお風呂などについて、とても丁寧に案内して頂きました。

夕食は、別棟の食事処「馳走庵」にて。
新潟から移築した築150年の古民家です。
座敷もありますが、私達は奥の2組用個室のテーブル席でした。
大ざる盆に最初に用意されたお料理は、サラダ、煮物など、地物の野菜中心の7品とキムチ鍋。器も各々素敵でした。あとから揚げ物、焼き魚、豊後牛、牡蠣ご飯などが次々と運ばれ、ものすごい量!
気取らない田舎料理といった感じで、どれも美味しくて必死で頂きましたが、さすがのP太も食べ切れませんでした。もったいなかったな〜。

夕食後、TVをつけてゆっくりしているうちに、P太はぐ〜ぐ〜(いつも通り)。
私は一人でお茶を淹れて、宿案内やガイドブックをゆっく見ながら、明日の予定を計画。
洗髪するために一人でお風呂へ。敷地が広いので夜の一人歩きはちょっと恐かったけど、どのお風呂に入ろうかと、一通り見学。
昭和の湯処と名付けられた、家族風呂5箇所(岩風呂・切石風呂・小露天風呂・丸太風呂、ヒノキ風呂)を覗きましたが、結局一番明るくて広い別棟の内風呂へ。
一人でぷかぷか浮いて温まり(笑)、部屋に戻って、1日目が終わりました。

*写真は、旅館に用意されていたお風呂巡りルック。渋い作務衣にロングベスト、コート、マフラー、足袋型靴下に雪駄です。書生さんみたいで
おしゃれ♪ 就寝用にはガーゼ素材のパジャマが用意されていました。